2022年 12月に Creative Cloud より前の Adobe のソフト(Creative Suite CS6)のオフラインでのライセンス認証ができたので、それについて書きます。ポイントは以下の 2つです。

  • 2022年 12月 11日現在、Adobe Creative Suite CS6 のオフラインでのライセンス認証は可能。
  • ライセンス認証時に表示されるオフライン認証用の URL はリンク切れのため、別の URL へアクセスする。

このページの訪問者の関心事は、「いつまでライセンス認証が可能なのか」であると思うので、ライセンス認証に成功した方は、 コメントで残していただけると、他の訪問者の皆様の参考になると思います。

オフラインでのライセンス認証

インストールして、ライセンス認証を行おうとすると、次のような画面になります。

ライセンス認証サーバが既に停止しているのは、まあ仕方がないでしょう。オフラインでのライセンス認証用に表示された URL はリンク切れです。もう新規にインストールすることはできないのか? と思いきや、以下にアクセスしたらできました。

https://www.adobe.com/go/getactivated

日本語のページがリンク切れなだけで、英語版は生きています。心配には及びません。Sign inした後は日本語です。

(2022-12-31 追記:上記のページから私の Adobe ID ではログインできませんでした。Adobe のトップページにアクセスし、日本語を選んだ場合は、私の Adobe ID でログイン可能であったため、Adobe ID と Google アカウントと連携する設定を行いました。この状態で、再度上記 URL にアクセスし、Google アカウントでログイン後、リクエストコードの入力ページが表示されることを確認しています。)

アプリケーション側でリクエストコードを発行し、それを入力するとレスポンスコードが発行されますので、それを入力します。いずれも、数字の1や小文字のl(エル)など紛らわしい文字も容赦なく入ってくるので、書き写して手入力はおすすめできません。本当にスタンドアロンのパソコンにインストールする際は、何らかの対策を取った方がよいでしょう。

Apple Silicon と過去の資産の問題

Parallels Desktop は仮想化ソリューションのため、Apple Silicon の Mac で動作させる場合、Intel ベースのソフトを動かすことはできません。UTM は仮想化とエミュレーションの両方が可能なため、どちらも動かせます。

Adobe Creative Suite CS6 は Apple Silicon で動かないというだけではなく、mac OS 10.14 Mojave が動作可能な最終バージョンのため、 どのみち動きません。そこで、UTM に OS X 10.9 Mavericks をインストールしました。 Adobe Creative Suite CS6、ATOK 2013 for Mac(プレミアム)も一緒に入れて、VM のサイズは 8.4GB くらいです。普通に動くのですが、残念ながら現状で使うのは、UTM のエミュレーション速度的にも、機能的にも厳しいです。

現状では、別の実機(Intel Mac)がまだ現役で動くのであれば、そちらで Adobe Creative Suite CS6 を動かして、 画面共有で使う方が快適です。最近は月額課金のソフトが増えてきて、Adobe のソフトもそうです。私の場合、使用頻度が低いので、月額課金だとちょっと高いと感じます。 Adobe Creative Suite CS6 は、10年前のソフトですが、まだ一級の戦闘力を持ってますので、どうにか動かせる状態を維持したいです。

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